設立の目的

main_img_02

東日本大震災では、たくさんの命とともに記憶や歴史の痕跡も流されてしまいました。 しかしながら、神社や古墳、歴史的な建築物などの地域資産は奇跡的に残ったものも多く、 被災地ではそれを復興のよりどころにしています。

今見直されるべきは、歴史的地域資産が有する可能性です。 生きる力、人と人をつなげる力、地域活性化となる歴史的地域資産を如何に有効活用できるかが喫緊の社会課題となっています。

北海道においては、「歴史が浅い」「文化遺産が少ない」と文化遺産に対する取り組みが消極的な状況にあるなか、 積雪寒冷地において培われてきた貴重な建築物などの歴史的地域資産の消失や関連する資料の散逸、建築技術や文化遺産の未継承が急速に進んでいます。

本取り組みは、北海道に残る歴史的地域資産および文化遺産の有効活用を進めていくことを目指し、 歴史的地域資産が地域の財産として次世代に継承するために、資産の現状及び、将来資産の発掘調査、保存活用方策・支援体制の検討と 推進のための啓発普及事業、資産の保存活用をコーディネートする人材の育成を行っていくことを目的とします。